一つデッタワイの ヨッサホイのホイ 人にゃ言えない この胸のうち
山があるから 登るのさ ホイのホイ
二つデッタワイの ヨッサホイのホイ 冬は雪山 夏ァ岩登り
山は男の 腕だめし ホイのホイ
三つデッタワイの ヨッサホイのホイ 水の流れと おいらの山は
どうせ気まかせ 足まかせ ホイのホイ
四つデッタワイの ヨッサホイのホイ 夜の夜中に カンテラさげて
登りゃ朝日が 目を覚ます ホイのホイ
五つデッタワイの ヨッサホイのホイ 粋なチロルで ザイルを肩に
行くよ穂高は ジャンダルム ホイのホイ
六つデッタワイの ヨッサホイのホイ 娘心と お山の天気
煙ると思えば また曇る ホイのホイ
七つデッタワイの ヨッサホイのホイ なぜに冷たい 剣(ツルギ)の岩場
ザイルさばきの 手が鈍る ホイのホイ
八つデッタワイの ヨッサホイのホイ 槍の頭で 小キジを打てば
高瀬・梓と 泣き別れ ホイのホイ
九つデッタワイの ヨッサホイのホイ 今度来る時ァ 笑っておくれ
山よごきげん さようなら ホイのホイ
十でデッタワイの ヨッサホイのホイ 止めてくれるな 男の心
山につかれた 俺達さ ホイのホイ