琵琶湖周航の歌

作曲者 吉田 千秋
作詞者 小口 太郎
MIDI制作 MOMO
データ作成日 2001.10.6 (2011.11.21改訂)
データサイズ 4.97 MB (Bit-rate:128kbps)
コメント 第三高等学校(現・京都大学)水上部(ボート部)の歌で、1919年(T.7)に発表されました。
※ MIDIは、加藤登紀子さんが1971年に歌った曲の前奏や間奏を参照していますが、4番までしか歌われなかったため、繰り返しを2箇所加えています。
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(1) われは湖(ウミ)の子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと

  昇る狭霧(サギリ)や さざなみの 滋賀の都よ いざさらば

(2) 松は緑に 砂白き 雄松(オマツ)が里の 乙女子は

  赤い椿の 森陰に はかない恋に 泣くとかや



(3) 波のまにまに 漂えば 赤い泊火(トマリビ) 懐かしみ

  行方定めぬ 波枕(ナミマクラ) 今日は今津か 長浜か

(4) 瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの 竹生島(チクブジマ)

  仏の御手(ミテ)に 抱かれて 眠れ乙女子 やすらけく



(5) 矢の根は深く 埋もれて 夏草しげき 堀のあと

  古城にひとり 佇(タタズ)めば 比良(ヒラ)も伊吹も 夢のごと

(6) 西国十番 長命寺 汚(ケガ)れの現世(ウツシヨ) 遠く去り

  黄金の波に いざ漕がん 語れ我が友 熱き心