キャンプ小唄

JASRAC
※ レコード会社に、曲の使用権があるため、歌詞のみ掲載します。
作曲者 古賀 政男 作詞者 島田 芳文
コメント 1931(S.6)年に、藤山一郎さんが歌った曲です。

(1) 山の朝霧 茜の雲が
  そっとなびいて 東雲(シノノメ)千里
  鳴くは裾野の 放し駒(コマ)
  キャンプキャンプで 一日明けた
  明けりゃ朝餉(アサゲ)の 舌鼓(シタツヅミ)

(2) 空に一刷毛(ヒトハケ) 眉引く雲を
  呼べば答える 山彦木魂
  お花畑は 花ざかり
  キャンプキャンプで 山中(ヤマナカ)暮らし
  胸は溌剌(ハツラツ) 気は朗ら

(3) ロック・クライミング 高嶺の花を
  たずね尋ねて ピッケルたより
  刻むスパイク 峰伝い
  キャンプキャンプで 深山(ミヤマ)で暮れりゃ
  山の神秘も 身に沁みる

(4) 赤い夕日が 端山(ハヤマ)に沈みゃ
  ファイア囲んで 話しが弾む
  テント覗くは 嶺の月
  キャンプキャンプで ごろりと寝てりゃ
  夢に鈴蘭 香がかおる