他人なら 優しく出来ても 恋はエゴイスト
淋しさで 抱き合うのさえも ときに 臆病になるわ
そう 街は大きな鳥篭(トリカゴ)ね みんな 飛べないの
歯痒(ハガユ)いのよ その唇 キスする場所 間違えてる
心の傷なら そんなとこにない
歯痒いのよ その口づけ 私の中の落とし穴
ぽっかり開(ア)いてる 孤独を塞(フサ)いで
真夜中に シャワーを浴びると 窓に ナルシスト
仄白(ホノジロ)い 乳房を映して 綺麗 そう呟(ツブヤ)いてる
ねえ 少女じみた科白(セリフ)でしょう 時よ このままで
歯痒いのよ その唇 仮面のままじゃ感じない
炎の疼(ウズ)きに 直接触れてね
歯痒いのよ その口づけ 夜の闇を 乱すくらい
ぴったり二人の 溜め息重ねて
歯痒いのよ その唇 キスする場所 間違えてる
心の傷なら そんなとこにない
歯痒いのよ その口づけ 私の中の落とし穴
ぽっかり開いてる 孤独を塞いで