湖畔の宿

JASRAC
※ レコード会社に、曲の使用権があるため、歌詞のみ掲載します。
作曲者 服部 良一 作詞者 佐藤 惣之助
コメント 1940(S.15)年、高峰三枝子さんの歌でヒットした曲です。

(1) 山の淋しい 湖に
  一人来たのも 悲しい心
  胸の痛みに 耐えかねて
  昨日の夢と 焚き捨てる
  古い手紙の 薄煙り

(2) 水に黄昏 迫る頃
  岸の林を 静かに行けば
  雲は流れて 紫の
  薄きすみれに ほろほろと
  いつか涙の 陽が落ちる


(台詞)
  「ああ、あの山の姿も湖水の水も、
  静かに静かに黄昏れて行く・・・。
  この静けさ、この寂しさを抱きしめて
  私は一人旅を行く。
  誰も恨まず、皆昨日の夢と諦めて
  幼子のような清らかな心を持ちたい。
  そして、そして、静かにこの美しい
  自然を眺めていると、ただほろほろと
  涙がこぼれてくる。」

(3) ランプ引き寄せ 故郷へ
  書いてまた消す 湖畔の便り
  旅の心の つれづれに
  一人占う トランプの
  青い女王(クイーン)の 淋しさよ