夏色

作曲者 北川 悠仁
作詞者 北川 悠仁
MIDI制作 MOMO
データ作成日 2005.10.18
データサイズ 21.1 KB
コメント 1998(H.10)年、北川悠仁さんと岩沢厚治さんの二人組、“ゆず”のデビューシングル曲です。
夏色(イラスト:ごんべ さん)
イラスト:ごんべ さん












  駐車場のネコはアクビをしながら 今日も一日を過ごしてゆく

  何も変わらない 穏やかな街並

  みんな夏が来たって浮かれ気分なのに 君は一人さえない顔してるネ

  そうだ君に見せたい物があるんだ

  大きな五時半の夕やけ 子供の頃と同じように

  海も空も雲も僕らでさえも 染めてゆくから


  この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて

  ブレーキいっぱい握りしめて

  ゆっくりゆっくり下ってく



  風鈴の音でウトウトしながら 夢見ごこちでヨダレをたらしてる

  Wo Wo  いつもと同じ 網戸ごしの風の匂い

  休日でみんなもゴロゴロしてるのに 君はずいぶん忙しい顔をしてるネ

  そうだいつかのあの場所へ行こう

  真夏の夜の波の音は 不思議な程心静かになる

  少しだけ全て忘れて波の音の中 包み込まれてゆく


  この細い細いうら道を抜けて 誰もいない大きな夜の海見ながら

  線香花火に二人で ゆっくりゆっくり火をつける


  いつか君の泪がこぼれおちそうになったら

  何もしてあげられないけど 少しでもそばにいるよ…


  この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて

  ブレーキいっぱい握りしめて

  ゆっくりゆっくり下ってく ゆっくりゆっくり下ってく

  ゆっくりゆっくり下ってく