踊子

JASRAC
※ レコード会社に、曲の使用権があるため、歌詞のみ掲載します。
作曲者 渡久地 政信 作詞者 喜志 邦三
コメント 1957年(S.32)、大阪朝日放送の「呉羽ホームソング」で三浦洸一さんが歌って広まった曲です。
川端康成さんの小説「踊子」をモチーフにした詞です。


  さよならも言えず 泣いている
  私の踊り子よ ああ船が出る
  天城峠で 会(オ)うた日は
  絵のように あでやかな
  袖が雨に 濡れていた
  赤い袖に 白い雨

  アー アー アー アー  (女声コーラス)
  アー アー アー アー

  月のきれいな 伊豆の宿
  紅色の ともし灯に
  かざす扇 舞い姿
  細い指の 懐かしさ

  さよならも言えず 泣いている
  私の踊り子よ ああ船が出る
  下田街道 海を見て
  目を上げた 前髪の
  ちさな櫛も 忘られぬ
  伊豆の旅よ さようなら