惜別のうた

作曲者 藤江 英輔         JASRAC
作詞者 島崎 藤村
MIDI制作 MOMO
データ作成日 2001.7.8 (2011.7.8改訂)
データサイズ 38.4 KB
コメント 1961(S.36)年、小林旭さんがレコード発売しました。曲自身は1944年、東京板橋の陸軍造兵廠に学徒勤労動員中、戦地に赴く学友を送る歌として作られました。
歌詞は島崎藤村の処女詩集「若菜集」の「高楼」からピックアップされています。
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(1) 遠き別れに 耐えかねて この高殿に 登るかな

  悲しむなかれ 我が友よ 旅の衣を ととのえよ


(2) 別れと言えば 昔より この人の世の 常なるを

  流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな




(3) 君がさやけき 目の色も 君紅(クレナイ)の くちびるも

  君がみどりの 黒髪も またいつか見ん この別れ


(4) 君がやさしき なぐさめも 君が楽しき 歌声も

  君が心の 琴の音も またいつか聞かん この別れ