われは海の子

作曲者 文部省唱歌
作詞者 宮原 晃一郎
MIDI制作 MOMO
データ作成日 2002.8.31
データサイズ 10.4 KB
コメント 1914(大正3)年の「尋常小学唱歌」(第六学年用)として発表された曲です。
われは海の子(イラスト:さくらんぼ さん) イラスト:さくらんぼ さん








 (1) われは海の子 白浪の

   騒ぐ磯辺の 松原に

   煙たなびく とまやこそ

   わが懐かしき 住家(スミカ)なれ

 (2) 生まれて汐に 浴(ユアミ)して

   浪を子守の 歌と聞き

   千里寄せ来る 海の気を

   吸いて童(ワラベ)と なりにけり


 (3) 高く鼻つく 磯の香(カ)に

   不断(フダン)の花の 香りあり

   渚の松に 吹く風を

   いみじき楽(ガク)と われは聞く

 (4) 丈余(ジョウヨ)の艪櫂(ロカイ) 操(アヤツ)りて

   行く手定めぬ 浪枕(ナミマクラ)

   百尋(モモヒロ) 千尋(チヒロ) 海の底

   遊び慣れたる 庭広し